Abandoned Worship 作曲の話

WAVES POWER PACKをセールで衝動買いした、なめです。
早速プラグインが多くて使いこなせんぞ!

今回はAbandoned Worshipの作曲やミキシングに関する話をしようと思います。

皆さん、メロデスっていうジャンル知ってますかね?
正確にはMelodic Death Metalのことで、デスメタルだけどメロディアスで聴きやすいよ!ってジャンルです。(超簡単に言えば)
スピード感のある刻み系のギターリフとクサメロの緩急があったり、展開が多く壮大な曲でも綺麗に回ってまとまりがある曲が多い印象です。
定番ですが、私はChildren of BodomやArch Enemyといったバンドが好きですね。

今回作曲をしていく際にまず最初に決めたことが、その「メロデス」のエッセンスをしっかり出していくということです。
同人音楽として発表するなら「キーボードを全面に出してアニメタルっぽく」とか、「曲の展開をポップスのように分かりやすく」とか、「メロデスだけどクリーンボーカルのサビを入れる」とか、「そもそも女性ボーカルを起用する」など、色々アプローチの方法はあったと思いますが、今回はそういう要素は排除して、ギターとデス系ボーカルを中心に、昔ながらのメロデスの良さが全面に出るように意識して作曲をしました。

また、モダンになりすぎないようにbpm140とミドルテンポにし、そこに音を詰め込んで、"数字としての速さ"ではなく、"聴き手が感じる疾走感"というところに焦点をあてて作曲をしました。

ミキシングに関しては、曲のオケ部分に関しては私なめが、ボーカルパートとマスタリングは周平さんにお願いしました。
1つの曲のミキシングを2人でやるというのは初めてで非常に不安もありましたが、よい出来に仕上がり嬉しい限りです。

今回Abandoned Worshipで、自分なりに"メロデスの王道曲"を目指して作曲したので、次にSUICIDE CORPSEとして曲を出すときはもっとアウトローな感じの曲を作りたいですね。
今回は文字ばかりでしたがこの辺で。
次回以降はネタがあればゆるーく更新していきます。

なめ